2008年8月11日月曜日

夏らしい日々が続きます

先日近所で子犬を買われた方が興味深いことをお話されていました
「店員さんからこの子は珍しくて足の裏に汗をかくんですよって
言われてきたんです~」と
・・・??? 足の裏に汗をかく犬は珍しいと?!
真剣にそんなことを言う店員さんが居るなら
その方にはイチから犬を勉強し直して貰わなくてはなりませんね
そのようなことが冗談であって欲しいと願います
日本のペットブームとそのレベルの低さに憤りを感じずにいられない
とても悲しいひとコマでした

私達 ヒトは皮膚に汗腺がありますから
暑ければ普通はちゃんと汗をかきますね
四季のある日本では夏は暑いものです
氷点下の翌日 いきなり真夏日になっている訳ではありません
1日1日 1分少々日が長くなったり短くなったりするのと同じように
季節は少しずつ変化し私達はそれに適応しながら生きています
いつからか日本では夏なのに寒い=善 とする
可笑しな風潮が見受けられるようになりました
飲食店 コンビニ スーパー 公共交通機関
どこに行っても夏なのに寒いところばかりで それが当たり前で
寒くなければ ダメ=悪いサービスの店とされているようです
それは本当に私達にとって そして私達の未来にとって
どれだけ悪影響を及ぼし 健康面そして環境面を考慮しても
自分達で首を絞めている行為だということに気付いていません
エコロジーとか環境問題とか これだけ取り上げられていて
口先だけで気付いてる気分になっているだけで
実際にはあんなに不必要なほど冷房を効かしている時点で
結局は気付いていない 分かっていないのだと思っています
いくら温暖化で昔より暑いといえど いつからそんな可笑しな常識が
まかり通るようになってしまったのでしょうか

人間が急激な温度変化に対応できるのは5℃以内です
それ以上の変化を度々受けていると体温調節機能がだんだん狂い
温度変化に対応できなくなり自律神経失調を
引き起こすこともあるといわれています
発汗は体温調整・尿から排出されない老廃物を出すなど
健康を維持するための機能です
老廃物が溜まると むくみに繋がりますし
疲れた後に残る疲労成分は 尿や汗から排泄されますが
汗は尿の5~12倍も多く排泄すると言われています
汗をかけるということは良いことなのです
当店は元々窓の数が少ないので風の通りがよくありません
南西に向いている上 周囲に日を遮る物がないので 西日が強く
お昼から太陽が沈むまでずっと直射日光に照らされています
本当なら冷房は一切使用するつもりはなかったのですが
サウナのような店内に仕方なく 冷房は「28℃固定設定」で
暑くなった時だけ風量調節をかなり小まめにしつつ使用しています
それでも 寒いです とおっしゃる方がいらっしゃいますし
街の音・風・季節の香りを感じたり鳥達の声も聞こえるように
エントランスは開放してあり 外気との気温差も小さくなっています
ご理解を・・・と言いたいところですが
寒くない店内が当たり前と思っていますのでご了承下さい

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